「Instagramのリール、使い方がよくわからない。」
「Instagramを運用する中でリールは重要?」
2022年現在ショート動画と呼ばれる短尺の動画視聴がかなり盛んになっていますが、Instagram運用でリールはどんなメリットがあるかご存じない方も多いと思います。
そこで今回は、リールに関して、基礎的な知識から効果的な運用方法まで徹底解説いたします。
この記事を読んでいただければ、リールとは何か、運用の中でどのように活用していけばいいのかがおわかりいただけますので、ぜひ最後までお付き合いくださいませ。
Instagramのリールとは?
Instagramのリール(Reels)は、最大90秒(15秒・30秒・60秒と選択可能)で構成される短尺の動画機能です。

スマートフォンの画面いっぱいに動画が表示され、スクロールすると次の動画が再生されます。BGM音楽やARエフェクトを使って動画を作成できるので、よりクリエイティブで面白い動画を気軽に投稿できます。
ユーザーはじっくりと1本の動画を探すというよりも、隙間時間に次々と効率よく動画を探します。通常の投稿と同じく「いいね」や「コメント」機能がついており、プロフィール画面に行かずにフォローすることも可能です。
リールを視聴しただけでは足跡 (視聴した履歴)はつかず、「いいね」「コメント」をしたアカウントの確認はできます。
インスタリールとTikTokの違い

リールと同じような、短尺動画を視聴できるプラットフォームに「TikTok(ティックトック)」があります。短尺動画であることや、音楽や映像エフェクトをつかった動画編集ができること、スクロールすると次の動画が再生することなど、この2つには共通点が多く見られます。
操作方法の面では、TikTokはアプリを開くとすぐに動画が流れるのに対して、インスタリールは、インスタグラムを開いて「リールタブ」を開かなければ表示されないようになっています。
インスタリールとTikTokの決定的な違いは、ユーザー属性と期待できるユーザーアクションにあります。ユーザー属性を見ると、TikTokは10代のユーザー層が中心であるのに対して、インスタグラムは10代だけでなく20代~30代のユーザーにも多く使われています。TikTokを使うユーザーは、フォローをするなどにアクションが限られているのに対して、インスタグラムはショッピング機能が充実しているので、アプリ内で商品の購入にまで繋げることも可能です。
最近では、TikTokの動画をそのままインスタリールに載せることもあります。使う目的やリーチしたいユーザー層に合わせて、インスタリールとTikTokを使い分けたり、両方使ってみたりしてください。
リールは爆発的なリーチを生み出す!
Instagramのリールの最大のメリットは、リーチが爆発的に伸び、フォロワー外にも露出しやすいというところです。
リールが表示される場所は、5つあります。
1.フィード
2.ストーリーズとしてリールを投稿(15秒まで)
3.プロフィール画面のリールタブ
4.リール画面
5.発見欄での表示
この中でもリールが主に表示される場所が
自分のフォロワー以外にも表示されることから、多くのユーザーに届くことができるため、そこから著しくフォロワーが増加する可能があります。フィード投稿では伝えきれない情報や、動画のメリットを生かすことで、リールを最大限に活用し、拡散力アップに繋げていきましょう。
リールはフィード投稿よりも発見欄の画面占有率が高い

また、発見欄に表示される際は2マスで表示されるため、フィード投稿よりもかなり見やすく、自動再生されるので、リーチを伸ばすには発見欄からの露出を狙っていきましょう。
発見欄に露出するためのアルゴリズムは下記の記事をご覧ください。
キャプションやハッシュタグをつけることができる
リールはフィード投稿同様にキャプションやハッシュタグをつけることができます。
キャプションとは見出しや表題、説明文などを指しており、ハッシュタグはその内容に沿った単語を#をつけて取り入れること。この2つを動画と合わせて投稿することで自分が求める狙いたいターゲットにアプローチすることができます。
Instagram側としてもこのリール機能を重視していることがわかります。実際にホーム画面下のアイコンも中央に置いてあり主軸としていきたいのが読み取れます。
そしてリール機能に最近「ショッピング機能」も追加されたことでユーザーは動画を視聴し気になった商品をその場で購入できるようになりました。
利用するにあたり大きなメリットになり、お店やオンラインサイト以外にInstagram内での購買を大きく伸ばすこともできるので導入するところも増えてきています。
リールを伸ばすためには?
そうなってくると気になるのが「リールを伸ばすにはどうしたらいいか」ということです。

リールの伸びは、動画の視聴回数、滞在時間、保存数によっても変化していきます。動画をアップしたからといってどのような動画でも何万回再生されるとは限らず、公式が推奨するポイントをおさえることが重要となります。
縦長で高画質、流行りのBGMを使う。
リールは、スマホ画面いっぱいに表示されますので、YouTubeのような横動画をリールで流してしまうと、リーチが著しく落ちる傾向があります。
また、高画質の動画や流行りのBGMを使うほどリーチが伸びます。
なぜ上記のことがリーチと関係があるかというと「縦画面で撮影し、音楽やエフェクトで視覚、聴覚的にも魅了して、インスタグラムからトレンドの発端となるような楽しめる動画」をInstagramは求めているからです。
コメントに誘導し、スワイプアップ抑制。
投稿内容で一番気になる部分でコメント欄へ誘導できる仕掛けを作ると滞在時間が増え、リーチが向上します。
普段リールやTiktokを見ていると、※答えはコメントにというのをよく見かけます。これも滞在時間を増やすためにやっているのです。
初めの2秒にインパクトをつける。
人間は最初の2秒でその動画を飛ばすか判断していますので、結論を初めに持ってくるなどして、初めの2秒にインパクトを与え、離脱を防ぐ施策を行いましょう。こちらも滞在時間が増えることで露出も増えていくからです。
リール投稿後はフィード・ストーリーズにシェアする
リール投稿後、フィード投稿するのとしないのとでの閲覧認知数は数百倍~数千倍と大きく変わってきます。また、ストーリーズにもシェアすることで、フォロワーからの視聴も増え、親密度も高まります。
フィード投稿を改めて作成することはなくリール投稿する際に「一緒にフィードにシェアする」ボタンを押すだけです。
まとめ
今回は、Instagramに「リール」の解説をしました。
Instagramを運用においてフォロワーを増やし、成果を出すためには、リールはかなり重要な手段であると言えます。やはりなんと言っても、その拡散性は驚異的です。
まだリールを使った事が無い方や、これかたインスタ運用を始めたい方は是非ここを意識して運用してみてください。
もちろん、今回の記事でお伝えしたことが、Instagram運用の全てではありません。実際にはもっと複雑なアルゴリズムがあり、Instagram運用で抑えるべきポイントは複数あります。
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◎リール画面
◎発見欄での表示